松陰神社は、明治23年(1890年)に吉田松陰の実兄である杉民治(すぎ みんじ)が、松蔭の遺言により愛用していたい赤間硯と松蔭の書簡を御神体として祀り創建した。
現在は、吉田松陰だけではなく松下村塾で松蔭の門下生であった伊藤博文・山県有朋・高杉晋作・木戸孝允なども祭神として祀られている。
また東京都世田谷区若林にも松陰神社があり松蔭をはじめ松下村塾の多くの門下生も祭神として祀られている。
松下村塾は、天保13年(1842年)に吉田松陰の叔父にあたる玉木文之進(たまき ぶんのしん)が私塾として開き、ここで幼少の松蔭も学んだ。
松蔭は、叔父で山鹿流兵学師範の吉田大介の養子となり兵学を修める。その後9歳で長州藩の藩校・明倫館で兵学師範なった。松蔭が15歳の時から松下村塾の塾頭となり、幕末・明治維新で活躍した伊藤博文・山県有朋などを多く輩出した。
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